「姿勢」が首に及ぼす悪影響について。~長期にわたり悪い姿勢でデスクワークをすると・・・




体を横から見ると肩の上の部分の首が前方にへこんでいます。

腰も同様のカーブを描いておりこれは「S字彎曲」と表現されたりします。

 

まっすぐに立ったとき、頭が肩の真上に来て

きれいなS字ができるのが理想的な姿勢だとされますが

姿勢が悪く猫背気味の人は顎が突き出てしまいます。

 

その結果、頸椎の前彎がなくなり頚椎に問題が発生する可能性が高くなるのです。

猫背の弊害

 

悪い姿勢により、負荷は弱くても長期にわたり首に負担が加わり

組織がオーバーストレッチされると

自分の首に負担をかけることになります。

デスクワークを「猫背」で続けた場合などがその典型です。

 

肩こりや頚の痛みが発生しやすくなることはもちろん、

寝違えのリスクも高くなってしまうのです。

 

はじめのうちならば姿勢を矯正するだけでも

すぐに痛みを治めることができますが

悪い姿勢が習慣化すると組織が摩耗していき

弾力性が失われることになります。

関節の老化も進み様々な問題が生じてくるのです。

 

脊柱の関節を支える靭帯や関節包は

オーバーストレッチされると筋肉よりも簡単に損傷されます。

またそれらの軟部組織が修復するときには傷痕ができ

その傷痕は硬く収縮してしまいます。

 

それらが肩こり、頚の痛みを引き起こす原因になったり

寝違えの癖を起こす原因にもなりえるのです。

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デスクワークの人などは一日中座っているので

猫背の状態ですと、

頚周辺の組織がオーバーストレッチされたままです。

そうすると、かなり長時間にわたって首館周辺に

負荷がかかっていることになります。

 

それだと、たまにマッサージや整体を受けたとしても

環境が改善されない限りは

またすぐ元の痛みに戻ってしまうのではないでしょうか?

・・・まずは「姿勢」改善のことから意識し始めるだけでも

首や肩の状態は変わるのではないかと思います。

寝違えSOSドットコム
西武新宿線急行停車駅田無駅にて「一般社団法人交通事故治療相談室」、「田無北口鍼灸整骨院」を運営する白石の勉強・研究用ブログ。 寝違えを中心にぎっくり腰や橈骨神経麻痺など起床時に起こる痛みやしびれその周辺の疾患についてもまとめていく。
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