ぎっくり腰について~原因と応急処置




起床時に腰や背中を痛め

「ぎっくり腰」

になることもあるため寝違えとの関連疾患として
取り上げます。

ぎっくり腰とはなにか?

・・・ぎっくり腰とは、通称であり
医師の診断名としては

「腰椎椎間関節捻挫」

などと呼ばれることが多いです。

ぎっくり腰になってしまうと
通常では痛みの起きない動作で痛みが起こり、
痛みを避けるため動作の制限がでてきます。

また、痛みがおこる場所が
体の中心である腰部や仙骨部分であるために
動けなくなったり
立ち上がれなくなってしまう人もいます。
  

どんなパターンで
ぎっくり腰になることが多いのか?

かつては重いものを持ち上げたり
農作業などで腰を酷使しすぎて
急激に腰を痛める人が多かったのですが

現在では生活習慣や疲労の蓄積から
関節や筋肉が固まってしまい
通常なら普通にできる動作で
腰を痛めてしまうことが多いです。
一例をあげますと

・ 朝、靴下をはこうとした瞬間に
腰に激痛が走って動けなくなった

・ 掃除をしていて休憩をした後、立ち上がろうとしたら
腰に激痛が走って動けなくなった

・ 寝ている間に腰を寝違え、
朝起きたら激痛で動けなかった

など・・・・
これらの原因に共通することは
無意識レベルで動こうとした瞬間に痛めてしまう
ということです。

特に
デスクワークが長い方などは
骨盤周辺の筋肉が固まってしまい
ぎっくり腰になるリスクも高いです。

また生まれつき腰が扁平で
腰部に負担がかかっている方も
ぎっくり腰を発症しやすい方もいます。

 

どんな対処(応急処置)をすればいいか?

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基本的には寝違えの応急処置と同じく
冷却と安静が大切ですが
もう少し細かく解説していきます。

初期対応の考え方の基本となっているのが、
R(安静)I(冷却)C(圧迫)E(挙上)です。

応急処置時に必要な4つの処置の頭文字をとり
RICE処置と呼びます。

アスリートの治癒を早め
競技への復帰を早めるために
行われている処置として知られています。

★ 家庭でもできる応急処置です。
参考にしてください。

■ Rest(安静)

受傷直後から体内で痛めた部位の
修復作業が始まります。

しかし、患部を安静させずに
運動を続けることでその作業の開始が遅れてしまいます。

その遅れが結果的に完治を遅らせ
リハビリテーションに費やす時間を
長引かせてしまいますので、
受傷後は安静にすることが大切です。
 

■ Ice(アイシング)-患部の冷却

冷やすことで痛みを減少させることができ、
また血管を収縮されることによって
腫れや炎症をコントロールすることができます。

病院や整骨院などでは
冷却しながら患部に痛みを和らげるための
低周波などを流したりもします。
 

■ Compression(圧迫)-患部の圧迫

適度な圧迫を患部に与えることで
腫れや炎症をコントロールすることができます。

コルセットやさらしなどで固定を行ったりします。

 

■ Elevation(挙上)-患部の挙上

心臓より高い位置に挙上をすることで
重力を利用し腫れや炎症を
コントロールすることができます。

 

痛みがひどい場合には医師に相談し、投薬も考えてください。
炎症が消失するまでには一定の期間が必要です。
大部分の腰痛症は3から7日間が必要とされています。

 

寝違えSOSドットコム
西武新宿線急行停車駅田無駅にて「一般社団法人交通事故治療相談室」、「田無北口鍼灸整骨院」を運営する白石の勉強・研究用ブログ。 寝違えを中心にぎっくり腰や橈骨神経麻痺など起床時に起こる痛みやしびれその周辺の疾患についてもまとめていく。
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